勤務医
医師にも様々な雇用形態があります。自分で病院や診療所を経営する開業医と、そういった病院に雇用されて働く勤務医に分かれます。この勤務医ですが、さらに2つに大別されていて、フルタイムで働く常勤医師と、限られた時間で働く非常勤医師に分けられます。
厚生労働省の調査では、勤務医の約8割が常勤医師で、約2割が非常勤医師です。ただし、女性医師に限定して見てみると、常勤医師の割合が約7割まで下がるので、時間の融通が利きやすい非常勤での労働を選んでいる方が多いようです。
非常勤勤務と言っても、一般のフリーターとは異なる面があります。それは、非常勤医師の約6割が常勤での勤務先との掛け持ちをしている点です(リクルート社調査)。そういった掛け持ちをしている理由としては、「収入を増やしたい」「上司・知人からの依頼」という理由が上位を占めています。一般の職種とは異なり、複数の勤務先へ掛け持ちで通うことが、医師では珍しくないことがわかります。
勤務医の労働時間はどの程度の長さなのでしょうか。東京都病院協会が行ったアンケート調査によれば、勤務医の1週間の労働時間は「41~50時間」が最も多いようです。また、1ヶ月の平均残業時間は34時間となっています。しかし、平均よりもかなり長い時間に渡って、労働している方も多く、勤務先の病院によって大きく異なります。このあたりは、一般のサラリーマンと同じく、勤務先をどう選択するかが重要のようですね。